harley-davidson専用のガレージ
シャッターを上げれば、陽光がbreakoutに射し込み
無機質なマシーンに血流が流れ始める。
俺の胸の鼓動にシンクロし
VANCE&HINESの荒い息遣いが始まる。
それも、ヘルメットを被り、グローブを着け終わるころには
荒いながらも、規則正しい息遣いに落ち着く。
今日は海を目指そう。
空の青さより
海の青さより
深いゼファーブルーが
絶妙なコントラストを描き出す。
“老人と海”はヘミングウェイの小説だ。
海辺でジャックダニエルのロックを友に
じっくりと読みたい小説だ。
しかし、リアルも小説に負けず
心を打つシーンがあるものだ。
さて、腹も減ったところで
海辺の食堂で海の幸をいただくとするか。
魚尽くしの定食で満足この上なし。
食後はエメラルドグリーンの海に、しばし見とれていた。
何もかもが平和に思えてくる。
ふと、我に返り、徐にセルモーターを回せば、
静かな漁港にエキゾーストノートが響き渡る。
天気も良く
周りにはマスツーのバイク族で溢れている。
居並ぶバイクの波を背に
独り、カーブを切ってゆく。
https://www.youtube.com/channel/UC8FbeMSnSDq_8xpOsd64SWw
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