定期的に海を見に行きたくなる。
かと言って
海辺に佇み、ひき潮を眺めているほど
センチメンタルでもない。
せいぜい、harley-davidsonを海沿いに走らせて
シールドの中で潮の香りを感じる程度だ。
そんな、海を感じがてら
鰹で売っている町に
バイクを走らせた。
観光地のグルメで大事なことがある。
目先の“売る”ことを軸とするのか
あくまでも、産地としての誇りを大事にし
「味も値段もここでしか食えねぇ」
そもそもの理念を軸とするか
どちらを選ぶかは、ご当地の自由である。
しかし、ジャッジをするのは訪れた旅人であることを
忘れてはいけない。
さて、腹は満たされたので
また、海岸線を走る。
breakoutの調子はすこぶるいい。
80年代には走り屋が攻め立てた
海辺のスカイラインも
今は何もかも寂れたままだ。
走ることを忘れられ
亀裂の入った路面を
慈しむように
注意深く進む。
時間の流れってものは
時に残酷な現実を人間に見せつける。
https://lonewolf1964.hatenablog.com/
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