いつだったか

眠れずに

悶々とした夜を過ごしていた。

日付が変わる時計の針を待たずに

VW Touranのセルを回し

暗闇のhighwayを北へ走った。

VWの青いinstrument panelが目を覚ます。

特に目指したわけでもなく

今みたいに脚光を浴びていたわけでもない。

ただ、何となく

赴くままにアクセルを踏み込み

着いた先が本州の北西端だった。

今度はbreakoutで訪れてみるか。

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